Windows Internet Explorer 6 |
Microsoftの6つ目のブラウザとなる「Internet Explorer 6」、通称「IE6」が最初にリリースされたのは2001年8月27日(米国時間)とされている。ちょうど10年前だ。つまりIE6は、技術流動の激しいこの分野を10年間生き抜いたことになる。しかも、シェアを落とし続けているとはいえまだ無視できないレベルのシェアを確保しており、その存在感は依然として強い。
Microsoftが提供している「IE6 Countdown」によれば、2011年7月におけるIE6のシェアは9.7%。Net Applicationsの報告もほぼ同じシェアを示している。MicrosoftすらIE6の利用を停止して最新のブラウザを利用するように促す中で、IE6は想像以上に根強く使われている。
Net Applicationsの報告によれば、7月のIE6はバージョン別でみた場合には第4位のシェアとなっている。IE8、Chrome 12、Firefox 5に次いで4位だ。下落傾向を続けているとはいえ、Windows XPの根強いシェアと関連してIE6も根強く利用され続けている。今後もしばらくはその存在感を維持し続けることになりそうだ。