三菱電機は、幹線ネットワークやルータ間の高速大容量通信に用いる光送信モジュールとして、XLMD-MSAに準拠した1.3μm帯40Gbps用EMLモジュール「FU-497SEA-T2M1」を11月1日に発売することを発表した。
同製品は、新たに開発した1.3μm帯EML素子により10kmの伝送後のペナルティ51dB以下(典型値)を実現したほか、高速動作(43Gbps)時の消光比610dB(典型値)、マスクマージン710%(典型値)の信号品質を実現しており、従来比約5倍となる約10kmの長距離伝送を実現している。
また、デジタル信号処理回路との差動接続インタフェースに、SMPM型コネクタを採用したことにより、光トランスポンダや光伝送装置の設計を容易に行うことが可能となった。
なお、光出力は0~4dBmで、サンプル価格は30万円(税別)となっている。