Amazon Web Services

Amazon EC2などのサービスを提供しているAmazon Web Servicesは8月24日(米国時間)、「Amazon EC2」の仮想マシンインポート機能を拡張したことを発表した。今回の機能拡張で次のフォーマットで作成された「Windows Server 2008」および「Windows Server 2003」のインポートが可能になったと説明されている。

  • VMware ESX VMDK
  • Citrix XenServer VHD
  • Microsoft Hyper-V VHD

こうしたサービスは、エンタープライズにおけるデータセンターを拡張する目的であったり、クラウドにプラットフォームのコピーを配置することで災害時のバックアップやリカバリとして活用されることが多い。

Amazon Web Servicesが「Amazon EC2」を最初に発表したのは2006年8月25日(米国時間)。同サービスは8月25日で登場から5年を迎えたことになる。現在、Amazon EC2のようなクラウドで提供される仮想環境は、初期投資や長い準備期間をかけることなくタイムリーに必要なときにサービスを提供する方法として欠かせない存在になっている。