日本アバイアは8月26日、1ラックのトップオブラック・スイッチ「Avaya Virtual Services Platform 7000」、サーバとネットワーク仮想化の連携を容易にするプロビジョニングソフトウェア「Avaya VPS」を発表した。
Avaya VSP 7000は、第5世代のASICチップセットをベースとし、10Gから40G、100G、Fiber Channelまで幅広く対応するMDA(Media Dependent Adaptor)に対応可能。また、広帯域で低遅延ロスレスイーサーネットをサポートする。8月29日から提供開始で、グローバルの参考価格は1万9,995ドル。
Avaya VPSでは、仮想サーバの管理者がネットワークのプロビジョニングを自動的に行うことができ、仮想サーバーから仮想ネットワークまで一貫したポリシーを適用、高いコンプライアンスを実現することを可能にする。こちらは年内の提供開始を予定している。価格は5,000ドルからの予定。
これらのソリューションにより、同社が昨年発表したデータセンターのネットワーク仮想化アーキテクチャ「Avaya Virtual Enterprise Network Architecture(Avaya VENA)」がエンドツーエンドで完成。データセンターのネットワーク設定を容易にし、複数のデータセンターにまたがって展開するアプリケーションやサービスの迅速な運用開始がエンドツーエンドで可能になるとしている。