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Oracleは8月23日(米国時間)、同社のサーバ仮想化ソリューション/仮想化管理ソリューションの最新版となる「Oracle VM 3.0」を公開した。同社は同時に「Oracle VM 3.0」向けのストレージ接続プラグインとなる「Oracle VM Storage Connect Plug-Ins for Oracle VM 3.0」も公開ている。
「Oracle VM」は主にデータセンターでの利用を想定して開発されたソリューション。3.0では新しく90を超えるテンプレートが提供されるようになり、従来よりもOracleのアプリケーションやミドルウェア、データベースをデプロイするのが簡単になったという。ダウンロードそのものは無料。エンタープライズクラスのサポートが必要な場合にはサブスクリプションモデルでの購入が可能となっている。
説明によれば、仮想マシンあたり128の仮想CPUをサポートするなど、最新のVMwareと比較して4倍以上のスケーラビリティを実現しているという。また、RHELゲストを実行しているVMware vSphere5と、Oracle Linuxゲストを実行している「Oracle VM 3」を比較して、4倍以上費用を削減できると説明がある。