東芝ホームアプライアンスは8月24日、家庭用自走式クリーナー(充電式コードレスクリーナー)の新製品としてスマートロボットクリーナー「Smarbo VC-RB100」を10月1日より発売すると発表した。価格はオープン。

同社は2002年に「国内初」と銘打って、家庭用自走式クリーナー「ECL-TR1(愛称:トリロバイト)」を発表したが、その後、発売を中止していた。

左から、2002年に発表された「ECL-TR1」、今年発表された掃除ロボット「Smarbo VC-RB100」

Smarboは2つのCPU、38個のセンシング機能、カメラ機能を搭載することで、室内の通過したルートを記憶しながら自動で掃除することが可能。

これにより、何度も同じ場所を通過することが少なく、室内を等間隔で往復するので、約2畳分(2m×1.7m)の広さを約2分で掃除できる。約120分かかる1回の充電(電気代は約2円)で、約100平方メートル (約60畳)の広さの掃除が可能(約90分運転)。同製品は掃除が終了すると自動で専用充電台に戻って充電する。

Smarbo VC-RB100の主なセンサーとカメラ

運転は、自動、スポット、念入り、手動という4つのモードから選ぶことができる。ゴミの吸引は本体両脇のサイドブラシ、本体下の回転ブラシ、細かいゴミを捕らえるフィルターを用いた「6ステップゴミ取れ方式」で行われる。

自動、スポット、念入り、手動という4つの運転モード