エプソンは、ビジネス向けインクジェット複合機の新商品として、A4対応モデル『PX-B750F』とA3ノビ対応モデル『PX-1700F』、『PX-1600F』を9月より順次発売すると発表した。価格はすべてオープンで、エプソンダイレクトショップ価格はPX-B750Fが59,980円、PX-1700Fが59,980円、PX-1600Fが49,980円。

PX-B750F

PX-1700F

PX-1600F

いずれも、プリンタ、コピー、スキャン、FAX機能を搭載する。4色独立型の全色顔料インク採用で、写真やドキュメントをメールに添付してプリンタに送るだけで印刷が可能な「メールプリント」や、スマートフォンから写真・ドキュメントの印刷、スキャンが可能な「Epson iPrint」(2011年秋サービス開始予定)に対応する。

PX-B750Fは、総印刷枚数10万枚の耐久性、最大580枚の大容量給紙のほか、新開発ヘッドの採用でカラー約24枚/分の印刷が可能。自動両面印刷にも標準対応し、リアASF装備による、ラベルやハガキ、封筒などの用紙に対応する。主な仕様は、解像度が4,800×1,200dpi、インタフェースは100BASE-TX対応LAN、USB 2.0。外形寸法は、W460×D420×H341mm、重量は約13.8kg。

PX-1700F、PX-1600Fは、オートドキュメントフィーダー装備で、A4文書で約34枚/分の印刷が可能なA3ノビ対応複合機。また、PX-1700Fは、最大500枚の大容量給紙を可能にする2段フロントカセットを標準搭載し、自動両面印刷機能にも標準対応する。CF TYPE II、メモリースティック、SDカードなどに対応するメモリーカードスロットを搭載し、A3サイズ原稿をそのままスキャンできるスキャナを搭載。カラーインク残量が限界値を下回った場合でも、ブラックインクだけのモノクロ印刷が可能な「黒だけでモード」を備えている。主な仕様は、解像度が5,760×1,440dpi、インタフェースは100BASE-TX対応LAN、USB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。外形寸法/重量は、PX-1700FがW559×D690×H459mm/約18.9kg、PX-1600FがW559×D690×H381mm/約15.6kg。