エプソンは、帳票、配布資料などのドキュメントの大量印刷に適したA3対応モノクロページプリンタの新商品として『LP-S3200シリーズ』、『LP-S2200』を10月より順次発売すると発表した。価格はいずれもオープンで、エプソンダイレクトショップ価格はLP-S3200が69,980円、LP-S2200は49,980円。
稼動時と待機時も含めたトータルの消費電力量を示す「TEC値」は、LP-S3200が1.82kWh、LP-S2200が1.69kWhと、いずれも環境負荷を低減している。
LP-S3200シリーズは32枚/分、LP-S2200は29枚/分(いずれもA4ヨコの場合)の印刷スピードを持つ。新機能の「モノクロ視認性向上機能」を使うことにより、カラーデータをモノクロ印刷した際にも視認性を高めることができるという。
ドライバ機能では、異なるアプリケーションの複数ドキュメントをまとめて印刷することが可能な「まとめてプリント」のほか、Word やExcel などのアプリケーションの操作画面から、直接印刷設定できる「かんたん設定for Office」、A4タテ、A4ヨコの用紙をそれぞれ1部ごとに交互に出力することが可能な「A4縦横ソーター」を備える。
LP-S3200シリーズには、増設1段カセット(550枚)セットモデル「LP-S3200Z」、両面印刷ユニットセットモデル「LP-S3200R」、PDFダイレクトプリントに対応したPostScript3純正ソフトウェアセットモデル「LP-S3200PS」の計4つのラインナップがある。
LP-S3200の主な仕様は、解像度が1,200dpi(1,200×1,200dpi)、2,400dpi相当。インタフェースは1000BASE-T対応LANとUSB 2.0。標準のカセット給紙容量は250枚。外形寸法は、W518×D414.5×H329mm、重量は約23.2kg。
LP-S2200の主な仕様は、解像度が600dpi(600×600dpi)、2,400dpi相当。インタフェースはUSB 2.0。標準のカセット給紙容量は250枚。外形寸法は、W518×D414.5×H329mm、重量は約23.2kg。