ヤフーは8月23日、Yahoo!オークションをリニューアルすることを発表した。9月6日より新UIでの運用が開始される。

リニューアル後の画面イメージ

今回のリニューアルでは、「競り商品」と「即決商品」の商品リストを分けて表示するようにUIを刷新。「競り商品」では通常のオークション形式で売買される商品が並べられ、「即決商品」では即決価格が設定された商品のみが表示される。前者はレアものや限定品などへの競り入札を活発化させることを目的とし、後者は今すぐ商品を売却したい/落札したいというユーザーの要望に応えるという。

ヤフーでは、リニューアルの背景について、Yahoo!オークションが、常時出品数約2200万の巨大なサービスに成長していることに触れたうえで、「出品数が増えることで目当ての商品を探しにくくなったり、さまざまな機能を追加したことで、初めてサービスをご利用いただくお客様にとって分かりづらいものになってきた」と説明。こうした状況を改善すべく、サービス開始当初の「誰もが簡単に商品の売買ができる場所の提供」に原点回帰するため、リニューアルを決定したとコメントしている。