NTTレゾナントは8月22日、同社が運営するインターネットアンケートサービス「goo リサーチ」が60歳以上の消費者モニターを対象に実施した「シニアの情報端末保有状況に関する調査の結果を発表した。有効回答者数は8,393名。

普段よく利用している情報端末を聞いたところ、「テレビ」が87.0%と最も多く、これに、「固定電話」(73.3%)、「通常の携帯電話・PHS」(70.2%)が続き、従来からの情報端末は利用率が高い。

一方、近年増えてきたデジタル情報端末である「デジタルフォトフレーム」は8.0%、「スマートフォン」は4.7%、「タブレット型端末」は2.4%と、利用率は1割未満であることがわかった。

普段利用している情報端末(複数回答)

スマートフォン所有者のうちアプリをダウンロードした人の割合は無料・有料アプリあわせて86.1%だった。そのうち、有料アプリの割合は38.9%となっている。また、タブレット端末所有者のうちアプリをダウンロードした人の割合は無料・有料アプリあわせて80.0%、そのうち有料アプリの割合は47.0%となっており、スマートフォン利用者よりも有料アプリのダウンロード゛率は高かった。

スマートフォンアプリのダウンロード状況(単一回答)

普段利用しているインターネットサービスについて尋ねたところ、「オンラインショッピング」(69.3%)が最も多く、これに、「検索エンジン」(66.3%)、「オンラインバンキング」(45.7%)と続いた。

ソーシャルメディアの利用の割合は、「ブログ」が21.1%、「コミュニティサイト(mixi、Facebookなど)」が10.4%、「ミニブログ(Ttwitterなど)」が7.8%となっている。