Microchip Technologyは、USB接続で利用できる抵抗膜タッチスクリーン向けコントローラ「AR1100」を発表した。
同製品は同社が従来提供してきた「AR1000」をベースに、USB Plug-and-Playデバイスとしての機能を追加したもので、USBマウスやSingle Inputのディジタイザとしての機能を持たせることも可能になっている。
AR1100はチップでの供給と、チップを搭載したボードでの供給の両方が用意され、4/5/8線式のタッチスクリーンをサポートし、Windows CEやLinux、Androidなど主要なOS用のドライバが無償で提供される。また、より低コスト向けにはI2C/SPI/UARTをサポートしたAR1000が引き続き提供される。
AR1100は20pinのSOIC/SSOP/QFNパッケージでサンプル出荷が既に開始されており、量産価格は1万個の場合で0.95ドルとなっているほか、AR1100搭載ボードは12ドルで提供される。またmTouch AR1100開発ボードも89.99ドルで提供される。こちらにはAR1100の量産用のPCBとUSBケーブル、5線式の抵抗膜タッチスクリーンが含まれている。