トレンドマイクロは8月22日、国内のインターネットユーザーを対象に実施したSNS利用に関するWebアンケート調査の結果を発表した。
SNS利用中のメッセージ内のリンクに対する意識について尋ねたところ、面識ある友人・知人からのメッセージは46.7%が「特に気にせずクリックする」に同意しており、オンラインのみの友人・知人からのメッセージに比べて同意する率が30%以上以上高い結果が出ている。
面識ある友人・知人からのメッセージ内のリンクを気にせずクリックすることを世代別で見ると、「同意する」としたのは20代が最も多く、年代が若いほど同意する人が多かった。性別では、男性よりも女性のほうが「同意する」と回答した人が多かった。
いかなるメッセージでも「特に気にせずクリックする」に対する同意は4.7%と低く、「やや同意しない」「同意しない」の合計は83.3%となった。
これより同社は、Webに対するセキュリティ意識は多くのユーザーが持っていながらも、関係性の深い人物からのメッセージには警戒心が大きく低下する傾向が見られるとしている。