電気事業連合会は8月19日、2011年7月分の電力需要実績(速報)を発表した。これによると、7月の電力需要は10社販売電力量合計で731億kWh、対前年伸び率が5.0%減となった。

特定規模需要以外の需要は電灯と電力に分けられるが、電灯は東日本大震災の影響などによって、対前年比1.9%減となった。同様に、特定規模需要における業務用も震災の影響などから、対前年比10.0%減となった

産業用需要の大口電力は、4.7%減と5ヵ月連続で前年実績を下回ったが、その理由として、窯業・土石、鉄鋼を除く主要業種で前年実績を下回ったことが挙げられている。

10電力会社合計の大口電力主要業種別実績(速報)