テンプスタッフ・テクノロジー、PHPの教育プログラムを提供

テンプスタッフ・テクノロジーは、PHP技術者認定機構の認定スクールとしてPHPの教育プログラムを提供することを発表した。Webデザイナー/初級PHP技術者を対象とした「PHP技術者認定初級試験対策コース」と、上級PHP技術者を対象とした「PHP技術者認定上級試験対策コース」を用意し、1年間で300名のPHP技術者認定試験合格者輩出を目指す。

今回の教育プログラムは、NECラーニングとPHP技術者認定機構の支援を受けるかたちで提供される。すでに概要が発表されているPHP技術者認定初級試験対策コースに関しては、NECラーニングから講師を招いて、講義やマシン実習、模擬試験を1日で行うほか、PHP技術者認定試験主教材であるオライリーの技術参考書の提供や、オライリー読書会/PHP関連無料セミナーへの招待、キャリアカウンセリングの実施、仕事紹介などが特典として用意されている。

同コースの開催予定日は現在のところ、9月29日、10月14日、12月8日、1月20日、3月15日の5日間。価格は、PHP技術者試験の受験チケット付きが5万2000円、受験チケットなしが4万円だが、同社の派遣スタッフに登録している技術者には、それぞれ3万5200円、2万4800円の特別価格で提供される。

テンプスタッフ・テクノロジーでは、同プログラムの提供背景について、Webアプリケーションの活用範囲の拡大に伴い、企業が求める人材も高度化していると説明。具体的には、「デザインやプログラミングにとどまらず、前後の工程を理解し、スムーズなコミュニケーションでスピード化や効率化を実現できる人材」が求められているとしたうえで、「特に、HTMLと相性がよく対応サイト率の高い、PHPを習得した技術者の需要が高まっている」と分析。そうした状況にもかかわらず、PHP技術の取得者は技術者全体の13.9%と少ない状況であることから、今回のプログラムの提供に至ったとコメントしている。