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Red Hatは8月17日(米国時間)、企業における次世代エンド・ツー・エンド仮想化ソリューションの最新β版となる「Red Hat Enterprise Virtualization 3.0 β」を公開した。サーバ側の仮想化とデスクトップ側の仮想化の双方に対して高いスケーラビリティと性能を実現していると説明されている。
「Red Hat Enterprise Virtualization 3.0 β」における主なポイントは次のとおり。
- JBossエンタープライズサーバで動作するJavaアプリケーション「Red Hat Enterprise Virtualization Manager」の登場。
- アップデートされたRed Hat Enterprise Linux 6ベースのKVMハイパーバイザ。
- ホストにおけるサポートを128の論理プロセッサ、2TBのメモリまで引き上げ。
- ゲストにおけるサポートを64の仮想プロセッサ、2TBのメモリまで引き上げ。
- Red Hat Enterprise Virtualizationをプログラム経由で管理するためのRESTful APIの提供開始。
- 大規模運用において管理効率を引き上げるマルチレベル管理機能の提供。
- 利用状況などを分析しチェックするためのレポートエンジンの導入。
- ダイナミックコンプレッションやデスクトップ効果/カラーデプスの自動調整などを含むSPICE WANの最適化やパフォーマンスの向上。
「Red Hat Enterprise Virtualization」はRed Hat Enterprise LinuxやKVMなどの技術を活用した仮想化ソリューション。大規模な仮想化ソリューションを構築するためのプロダクトとして活用されている。