NECは8月18日、ホテル/インターネット旅行代理店向けに「インターネット予約データ変換クラウドサービス」を発売すると発表した。同サービスは、ホテルの宿泊予約登録作業を効率化するクラウドサービス。
ホテルが予約システム上で代理店向けにエージェントブロック(料金や在庫情報)を作成すると、同サービスを通じて旅行代理店側のデータに変換され、予約サイトに反映される。また、予約サイトのデータも同サービスによりホテルの予約システムへ取り込み可能なデータに変換され、自動で取り込むことが可能となる。これにより、これまでインターネット旅行代理店から入ってきた予約を手入力していた作業が省かれる。
同サービスは、ホテルからのニーズの高い国内外の有力なインターネット旅行代理店、海外のCRSやスイッチング会社とのインタフェースを装備しているため、ホテルは主要なインターネット旅行代理店と即時に接続が可能で、販売チャネルを容易に拡大できる。
料金体系には、予約数に関わらず定額で支払う従量制ではなく、予約実績に基づいて課金される「 完全成功報酬型の料金体系」を採用。1予約実績に基づき、70~150円が課金される。
インターネット予約データ変換クラウドサービスの仕組み |