富士通は16日、「インテル Xeon プロセッサ E7ファミリー」を搭載した4WAYラック型PCサーバ「PRIMERGY RX600 S6」の販売を開始した。
同製品は最新の「E7ファミリー」プロセッサー搭載により、前モデルRX600 S5(インテルR XeonR プロセッサーX75504搭載時)と比較して62%の性能向上を実現したという。10コアのプロセッサを選択することで、1台のサーバで最大40コアを搭載することが可能となる。
また、PCI Expressカードスロットに装着する拡張カードタイプの大容量ソリッドステートドライブ(PCIe SSD)搭載に対応。さらに高効率電源ユニットを採用することで、エネルギー効率の最適化を実現している。同製品は8月19日から出荷開始。価格は131万6,900円からとなっている。
なお、同時に2WAYラック型PCサーバ「PRIMERGY RX200 S6 省電力モデル」のエンハンスも発表された。通常モデルの同等構成と比較して消費電力を最大33%削減する省電力性能を維持しながら、ユーザーからの要望が多かった、CPU・メモリ・内蔵ストレージなどの対応オプション製品の拡充に対応したものとなっている。