インプレスR&Dは8月12日、ソーシャルメディア利用者1,059人を対象に実施した調査結果をまとめた『ソーシャルメディア調査報告書2011』の販売を開始した。同書では、ソーシャルメディアの市場動向から事業者紹介、ユーザー調査までカバーしている。
同書では、最新のソーシャルメディア市場動向を解説したうえで、ソーシャルメディアを利用している個人ユーザー1,059人に対して行った詳細な利用実態調査の結果を発表・解説している。
注目すべき調査結果は、SNSユーザーの利用目的だ。mixiやFacebookのユーザーは「リアルな友人とのコミュニケーション」という回答が最も多く、さらにmixiユーザーは「ネット上の知り合いとのコミュニケーション」も高い比率の結果となっている。これに対し、GREEやMobageを利用しているユーザーは「ゲーム」が最も主要な目的となっており、さらに「暇つぶし」も比較的高い値を示している。
このことから、mixiやFaceboookユーザーがコミュニケーションを第一目的にしているのに対し、GREEやMobageユーザーはゲームを第一目的としていることがわかる。
利用する機器は、ほとんどのソーシャルメディアにおいて「デスクトップPC/持ち運ばないノートPC」の比率が最も高かった。しかし、携帯電話をメインとしてサービスが提供されているGREE、Mobageは「携帯電話・PHS(スマートフォン除く)」 で利用するユーザーが6割を占めている。スマートフォンで利用する比率が最も高いのは「Twitter(18.9%)」で、これに、「Facebook(17.9%)」 、「GREE(12.8%)」、「Mobage(10.4%)」が続く。
同書の販売価格は、CD(PDF)版が6万900円、CD(PDF)+冊子版が7万1,400円となっている。