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Red Hatは8月10日(米国時間)、同社のPaaSである「OpenShift」に「Java Enterprise Edition 6」のサポートを追加したことを発表した。Java EE 6は「JBoss Application Server 7」をベースに提供されている。説明によれば今回の取り組みで同社はJava EE 6をPaaSで提供した業界初のベンダということになる。
OpenShiftはRed Hatが2011年5月に発表した新しいオープンソース開発者向けのPaaS (Platform as a Service)。アプリケーションの開発から試験、運用、管理などを実現するための機能が提供されている。JBossの技術が活用されており、Java EEが活用できることはもちろん、Java、Python、PHP、Ruby、MySQL、SQLite、MongoDB、MemBase、Memcache、Spring、Seam、Weld、CDI、Rails、Rack、Symfony、Zend Framework、Twisted、Djangoなどを活用可能。3つのモデルが提供されており、無償で扱えるものから有償で高いスケールを提供するものまで用途に応じて選択可能。
Red HatがOpenShiftにJava EE 6のサポートを追加したことで、開発者は従来よりも迅速にJava EE 6を使ったアプリケーションの開発や運用が可能になる。処理がスケールする必要があるようなケースで、特に活用が検討できるサービスといえる。