東日本大地震被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」では、海外のアーティストによる3つの作品を新たに発表した。

今回発表された新たな作品は、"一筋の日の光が雲の間を通っていく様子"を表したというアトム・ハート氏による楽曲「Sunshine Mandala」をはじめ、オラファー・アーナルズ氏が kizunaworld.org のために書き下ろした楽曲に、歌手としてアーノアー・ダン・アーナーソン氏が参加したコラボレーション作品「Old Skin」、写真家・アンドリュー・ペイトナー氏が日本に想いを馳せた写真作品「Environments」の3作品。

「kizunaworld.org」は、音楽家・坂本龍一とメディアクリエイター・平野友康が発起人となり、被災地を長期的に支援してゆくために立ち上げたプロジェクト。賛同するアーティストたちにチャリティー作品を提供してもらうことで、より多くの寄付金を募り、「医療」「こども」「食料」「住宅」「エネルギー」という5つの分野を支援することを目的としている。

なお今回、被災地に求められる支援内容の変化に合わせて、医療の分野での寄付先を国際NGO「世界の医療団」へ変更したという。