富士通は8月11日、従来から提供している「APMモダナイゼーションサービス for Cloud」において、既存の業務システムを「スリム化」するサービスを販売開始すると発表した。
同サービスは、同社の社内システムの構築・運用から得たノウハウを活用して、顧客の既存のシステムに対し、利用頻度の低い画面や帳票の統廃合、類似しているデータベースの統合、システム間インタフェースの統合などを行うもの。
これにより、ハードウェアやミドルウェアの見直しと合わせて、段階的なクラウド活用、システムの再構築、パッケージの適用など、既存システムの最適化が実現される。
具体的には、アプリケーション、データベース、インタフェース、アプリケーション運用、アプリケーション保守案件、アプリケーション保守費用に対し、統合や統廃合を図る。
価格は個別見積りだが、アプリケーションのスリム化は3メガステップで500万円から、サービス全体(VB 6.0で構築された300画面<業務処理>、アプリケーション800本の業務システムをスリム化し、最新バージョン(VB.NET)へ再生)のスリム化が1,300万円からとなっている。