東北電力は8月8日、11時~12時の1時間値(速報値)において、同社の供給力1,246万kWに対し、需要が1,212万kWとなったことを受け、13時30分から18時まで、東京電力より最大110万kWの電力融通を受けることにしたと発表した。

同社は、先般の新潟・福島豪雨により、新潟県と福島県の水力発電所が被害を受けて供給力が減少していることから、東京電力より電力融通を受けているが、今回、追加により、最大110万kWの電力融通を受けることになった。

今後、東京電力からはさらに30万kW、合計最大140万kWの電力融通が可能な見通し。

東北電力の電力需給逼迫に伴う電力融通の状況は、東京電力より8月8日6時から11日22時までが30万kW、東京電力(全国融通)より、8月8日10時から17時15分まで最大50万kW、8月8日13時30分から18時まで30万kWとなっている。

東北電力が公開している「でんき予報」によると、8月9日のピーク時供給力が1,273万kWであるのに対し、予想最大電力が1,230万kW(14時~15時)と、8日同様、電気の供給が厳しくなるという。

「東北電力でんき予報」8月8日(月)の状況