ビジネス向けSNSを運営する米LinkedInが8月4日(現地時間)に発表した第2四半期(2011年4月-6月)決算は、アナリストの予想を大きく上回る売上高1億2,100万ドル(前年同期比120%増)、純利益450万ドル(1株あたり0.04ドル)だった。FactSet Researchがまとめたアナリスト予想は売上高1億445万ドルで、1株あたり0.04ドルの損失だった。
売上の内訳は、雇用ソリューションが5,860万ドル(前年同期比170%増)で、全体の48%を占める。マーケティングソリューションは3,860万ドル(同111%増)、プレミアム会員登録は2,390万ドル(同60%増)だった。
登録メンバー数は1億1,580万人。これは1年前から61%増である。4-6月期のユニークビジターは8,180万人/月 (前年同期比83%増)で、ページビューは71億回(同80%増)だった。
今回は5月19日にLinkedInがニューヨーク証券取引所に上場してから初の決算発表であり、その業績は2012年の新規株式公開が噂されるFacebookを評価するための目安としても注目されていた。