インテージは8月3日、ビジネスパーソン意識調査『仕事帰りの外飲み事情2011』の結果を発表した。同調査は、20~59才のビジネスパーソン男女800名(京浜/東京・埼玉・千葉・神奈川)を対象に最近3ヵ月の仕事帰りの外飲み状況を聞いたもの。

仕事帰りの外飲みに影響があると思われる勤務体制の変化として、「節電対策のために今年新たに導入されているもの」を聞いたところ、「サマータイム」(6.9%)、「休日の振り替え」(6.6%)、「フレックスタイム制」(1.9%)という回答があった。一方、「特にない」という回答が84.5%で、節電がビジネスパーソンの勤務体制に大きな変化をもたらしていることはないようだ。

仕事帰りの外飲みが多い曜日は、「金曜日」という回答が58.3%と最も多く、次いで「水曜日」(17.2%)、「木曜日」(14.6%)となり、週の後半が圧倒的に多い模様。

スタート時間は、「19時台」が最も多く47.5%。次いで「18時台」(34.4%)、「20時台」(16.3%)となっている。性・年代別では、男性50代は5割が「18時台」で20時台以降は極少だが、男女とも20代は他の年代よりも20時台以降の割合が高く、年代が若いほど飲み始めが遅い傾向にある。

1回(1軒)当たりに支払った金額は、「3000円程度」と「4000円程度」がそれぞれ32.9%となっており、これに「5000円程度」(23.7%)が続いている。2010年と比較すると、飲み代に大きな変化はないという。

最近3ヵ月間にプライベートで仕事帰りに飲酒した割合は? 資料:インテージ