ソニー損害は、自分の運転のクセを確認できるスマートフォン向け無料アプリ「ドライバーズナビ」の提供を開始した。同社によれば、安全運転診断機能が付いた個人向け無料アプリの提供は、国内損害保険会社初だという。
「ドライバーズナビ」の起動画面 |
「ドライバーズナビ」の主な機能である「安全運転診断」では、スマートフォンを車内に置き記録開始ボタンを押すだけで、安全運転の観点から100点満点で採点する。これは、スマートフォンに搭載されているGPS・加速度センサーを利用し、安全運転の度合いを診断するもので、「ブレーキ」「停止」「ハンドル」「右左折」「スムーズ」の5つの項目について20点ずつ採点し、その結果を表示する。
スマートフォン本体には、「ドライブ診断結果」のほか、走行ルートの履歴(走行マップ)、走行スピードの履歴(走行グラフ)なども保存される。
「ドライバーズナビ」にはそのほか、給油量、料金、オドメーターの数値等を記録することで、「直近の燃費」と過去からの「平均の燃費」を自動計算する「燃費チェック」、あらかじめ所定の項目の設定することで、車検やオイル交換などの時期の接近を、アプリのメイン画面にアラートを表示して知らせる「メンテチェック」の機能がある。
対応機種は、iPhone4(iOS 4.0以上)で、Android端末用アプリは、開発を検討中だという。