ブラステルは、iPadを電話機として活用する移動式のインターネット電話ボックス「ブラステル パブリックフォン」が完成し、国際会議やイベントなど外国人の多く訪れる場所に出張形式で、8月13日からサービス提供を開始すると発表した。
ブラステル パブリックフォンは、同社が独自に製作した電話ボックス内に、iPadを立てかけ、そのiPadに受話器を接続し、電話機として使用する。iPadにはあらかじめ、ブラステル対応の電話アプリ「AGEphone(エイジフォン)」をインストールしており、ボックス内に取り付けているWiMAXなどの無線LANルータを使って通話を実現する。
利用者は、プリペイド式のブラステルカードにあらかじめ入金し、暗証番号(アクセスコード)をアプリの専用画面に入力後、通話を開始。ブラステルカードは、何度でもチャージ可能なプリペイド式電話カードで、決済はコンビニエンスストア(ファミリーマート、ミニストップ、サークルK、サンクス、ココストア、セーブオン)やWEB上でクレジットカード、ペイパルで支払いができる。
通話料は国内の場合、固定電話が8.4円/3分、携帯電話が18.9円/分。海外は1分あたり、米国、カナダ、英国、フランス、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドが3.99円、中国、韓国、台湾、タイ、シンガポールが4.33円などとなっている。