日本アビオニクスは、印刷物や立体物をそのまま映し出すことができる書画カメラ内蔵プロジェクタ「iP-02」を発表し、販売を開始した。価格はオープンで、想定実売価格は37万円程度(税別)。
「iP-02」は、315万画素の書画カメラ(資料提示装置)をプロジェクタ本体に内蔵。本体上部のガラス面の下にカメラが入っており、見せたい資料や立体物をガラス面に置くだけで、画面へ映し出すことができる。縦長、横長どちらの原稿にも対応できる表示回転機能や、新聞等の微細な文字を拡大してもくっきり表示できる25倍までのデジタルズーム機能を備えている。通常のプロジェクタと同様、パソコン・ビデオ機器も接続して、投影することも可能。
明るさは3,000ルーメンで、台形補正機能を備える。USBメモリの内容をそのまま表示でき、書画カメラで投映した資料もUSBメモリに保存・再生ができる。
画面サイズは、33~300型で、投影距離は1.3m~11m。コントラスト比は1,500:1。画面表示解像度は、XGA(1,024×768)、UXGA(1,600×1,200)、SXGA(1,280×1,024)、SVGA(800×600)、VGA(640×480)。インタフェースは、D-Sub、RCA、USB 2.0など。外形寸法は、W290×D365×H140mm、重量は約4.7kg。5Wのモノラルスピーカーを内蔵する。