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Googleは7月28日(米国時間)、より安全なログインを実現する「2段階認証プロセス」の提供範囲を拡大し、40の言語に対応し、150を超える国や地域で利用可能になったことを発表した。「2段階認証プロセス」はGoogleが2月10日(米国時間)に発表したログインセキュリティ強化機能。ログイン時にこれまでのIDとパスワード以外にも、その時携帯に送られてくる確認コードを入力するというもの。ログインは面倒になるが、1度ログインしたら向こう30日間まで入力を不要にすることができ、セキュリティと使いやすさの両面を実現している。

Googleが提供するサービス、たとえばGmailであったりGoogleカレンダー、Picasaウェブアルバムなど、もはやGoogleのサービスなくしては生活や仕事が成り立たないという方も少なくないとみられる。こうした状況において、IDとパスワードだけでログインするというのは心もとない。「2段階認証プロセス」はGoogleサービスのヘビーユーザには欠かすことができない機能といえる。

日本語のスタートガイドが提供されるなど、日本でも「2段階認証プロセス」のサービスが開始されたように見えるが、どうやらまだ準備中の段階にあるようだ。バックアップの電話や携帯を登録する段階で日本を選択することができず、「2段階認証プロセス」を有効化することができない。