NVIDIAは7月29日、高校生や高等専門学校生のプログラミング能力の育成を目指したGPUコンピューティング向けプログラミング講座「NVIDIA CUDA サマーキャンプ 2011」を2011年8月26日に開催することを発表、即日受講者の募集を開始した。
GPUを活用したC言語ベースのプログラミングの統合開発環境「CUDA」の基本を学ぶ機会を提供する同講座は同社が毎年開催しているもの。3回目を迎える今回は、東京・渋谷のコンベンションルームAP渋谷で開催し、大規模並列計算やGPUコンピューティングを研究している東京工業大学 学術国際情報センターの青木尊之教授と数値流体力学やGPUによる大規模物理計算、ハイパフォーマンスコンピューティングを主に研究している、東京工業大学 総合理工学研究科 創造エネルギー専攻 博士課程の下川辺隆史氏が講師を担当する。
また、参加特典として青木尊之教授と額田彰氏の著書である書籍「初めてのCUDA プログラミング」を参加者全員にプレゼントされるほか、参加者の中から日本エイサー協賛の「Aspire AS5750G-F74E/K(NVIDIA GeForce GT 540M 搭載)」ノートパソコンを10名に、エルザジャパン協賛の「ELSA GLADIAC GTX550Ti」が3名に当たる抽選会も行われる予定。このほか、協賛ならびに協力企業としては、日本マイクロシステムおよびサードウェーブが名を連ねている。
なお、募集定員は50名で、NVIDIAの専用Webサイトにて必要事項などを明記する形での応募となる。