KDDIのポータルサイト「au one」を中心に広告事業などを展開するmedibaは7月28日、ネット広告配信を行うノボットの普通株式を取得し、子会社化すると発表した。medibaがノボットの普通株式122,339株(議決権比率90.0%)を既存株主から取得して連結子会社化する。株式取得は2011年8月末日の予定。
現在スマートフォン向けのアドネットワークとして、medibaでは「medibaAD」を、ノボットでは「AdMaker」を展開しており、同社によれば今回の資本提携でスマートフォン向けとしては国内第2位となる月間30億インプレッション規模のアドネットワークが実現されることになるという。
今後は、medibaのターゲティング機能とノボットのアドエクスチェンジノウハウを融合することで、ユーザーの行動データを活用したターゲティング機能などスマートフォンに最適なアドプラットフォームを実現し、サービス統合後1年以内に月間150億インプレッションを目指すとしている。