Cypress Semiconductorは、NVIDIAとAndroidベースのタブレットに向けたタッチスクリーン製品を共同で開発していることを発表した。

同製品は、最大11.6型タッチスクリーンに対応するCypressの1チップTrueTouchソリューション「CY8CTMA884」と、NVIDIAのTegraをベースとして開発される。

CY8CTMA884ファミリは、60個のセンシングI/Oチャネルをスクリーン上で提供し、最大884ノードをサポートしている。センシングチャネルの増強は、精度、リニアリティ、小さな指への対応、近接する複数の指を認識する能力の向上に不可欠で、これにより、10本指でのタッチ操作への対応、低消費電力、グリップおよびパームリジェクション機能、高精度、および高速スキャンなどが実現できるようになり、これとTegraを組み合わせることで、、高速かつ使いやすい設計をAndroidベースのタブレットに提供することが可能になると両社では説明している。