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Googleは自社の方針を10の項目に集約し「Our philosophy - Company」に掲載している。10の項目のうち3番目は「遅いよりも速い方が良い」というものだ。高速化にかけるGoogleの情熱はどのサービスにも見られる。そして今回、3月に登場したGoogle +1ボタンでもその取り組みが行われたことが発表された。

それによると、+1ボタンがレンダリングされるまでの時間が従来の3倍短縮されている。この高速化の恩恵に与るために必要な作業は特にないという。

加えて、+1ボタンのレンダリングをさらに高速にする「非同期スニペット」という機能を新しく導入したことも紹介されている。これは+1 JavaScriptの読み込み中にWebページの読み込みも可能にするというもの。この機能を有効にすると+1ボタンを表示するためのJavaScriptとWebページの読み込みは並列して実施されるようになり、Webページの読み込みを遅延させることがなくなる。非同期スニペットの機能を利用するには「plusone-button」にて新しいコードを生成して利用する必要がある。

Google +1ボタンは3月30日(米国時間)に登場した比較的新しいサービス。日本語対応は6月28日からが実施されている。