パナソニック電工ネットワークスは、、給電容量をアップさせた12ポートのPoE給電スイッチングハブ「Switch-S12PWR」を9月1日に、全ポートギガ対応のファンレススイッチングハブ「Switch-M24sG」を10月17日より発売すると発表した。
「Switch-M24sG」は、10/100/1000BASE-Tのインタフェースを24ポート、光ファイバーが接続可能なSFPスロットを4ポート(10/100/1000BASE-T ポートと選択利用)搭載。「Switch-S12PWR」は、10/100BASE-TXを12ポート(PoE給電は1-11ポート)搭載する。
価格は、「Switch-S12PWR」が100,800円、「Switch-M24sG」が176,400円。両製品とも、省エネ法のトップランナー基準をクリアする低消費電力化を実現している。
Switch-M24sGは、全ポートギガビット(1000Mbps)に対応するとともに、省エネ法のトップランナー基準をクリアする低消費電力化とファンレスによる静音化を実現した。低消費電力タイプのスイッチングICの採用により、同社従来製品と比較して約47%の消費電力の削減を実現している。また、「MNOシリーズ省電力モード機能」により、各ポートの接続状態を自動的に検知し、機器が接続されていないポートの電力消費を抑制する。
Switch-S12PWRはPoE給電容量が従来品の55W(5W/1ポート)から77W(7W/1ポート)に増加させたことで、近年、多機能化するIP電話とも接続が可能になり、デスクサイドなど事務所内の設置に適しているという。また、給電容量や外部環境(動作環境温度)に合わせて、静音ファンの回転数を2段階に設定できる「静音ファンコントロール機能」を搭載している(特許申請中)。
外形寸法はSwitch-M24sGがW440×H44×D256mm、Switch-S12PWRがW220×H50×D150mm。