日本オラクルは7月25日、インメモリ・データグリッド製品「Oracle Coherence」がソフトバンクモバイルのインターネット/メールの接続情報システムに採用が決定したことを発表した。
ソフトバンクモバイルの契約者数は2011年6月末時点で2,600万を超えている。同社は契約者数の伸長、スマートフォンに代表される通信量の増加に対応するため、既存システムと連携しつつ、耐障害性と規模拡張性を実現できるインメモリ技術「Oracle Coherence」を評価し、採用を決定したという。
ソフトバンクモバイルは2012年中に「Oracle Coherence」を基盤としたインターネット/メールの接続情報システムの稼働開始を目指す。
ソフトバンクグループは2008年より、オラクルのデータベースマシン「Oracle Exadata Database Machine」を利用している。