富士ゼロックスは、グラフィックアーツ市場向けカラープリンタの新商品として、A3対応の「DocuPrint C5000 d (Model-PSN01)」を9月1日から発売すると発表した。価格は998,000円(税別)。
「DocuPrint C5000 d (Model-PSN01)」は、6月に発売した「DocuPrint C5000 dに、高速RIP処理を実現したネットワーク対応の「Print Server N」を組み合わせたセットモデル。
同社のデザイン、グラフィックアーツ市場向け上位モデルに搭載しているEA-EcoトナーおよびPrint Server機能を採用し、上位モデルと同様の色再現、色管理を行うカラーマネジメントシステムとDTP作業の操作環境を提供しつつ、本体価格を抑えるコストパフォーマンスを実現した。
従来のRIPエンジンであるCPSI(Configurable PostScript Interpreter)に加え、上位モデルと同じくAdobe社の「Adobe PDF Print Engine 2.5」を搭載し、透明効果などのデザインを含むPDFファイルを分割処理することなく、ダイレクト出力が可能。
「Print Server N」は、Celeron E3400 2.6GHzを搭載し、従来機と比較して約1/2~1/5 に出力時間を短縮している。
印刷スピードは、カラーが毎分50枚、モノクロが毎分55枚。 出力解像度は、1,200×2,400dpiで、両面印刷機能を標準搭載。標準の給紙容量は、トレイが560枚、 手差しが100枚。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX(オプションで1000BASE-Tに対応)。外形寸法はW640×D699×H600mm、重量は80.4kg。