ANAとAirAsia Berhadは7月21日、成田空港を拠点とするローコストキャリア(以下、LCC)を運営する共同出資会社「エアアジア・ジャパン株式会社」を設立することで合意したと発表した。

エアアジア・ジャパンは、成田空港を拠点とする初のLCCとして、エアアジアのブランドとサービスを用いて運航する。出資比率はANAが67%、エアアジアが33%で、資本金は50億円の予定。

今後は、関係当局の許可を前提に、2011年8月に新会社設立、9月から10月にかけて事業許可申請、2012年8月の国内線および国際線の就航を予定している。

ANAの代表取締役社長を務める伊東信一郎氏は、「エアアジアのブランドやビジネス・モデルとANAのノウハウを結集させ、新たな旅の楽しさ・スタイルをつくり出し、新規の航空需要を創出していきたい。エアアジア・ジャパンが航空機利用をより身近なものとし、より多くの方々にとって便利で、気楽で、スピーディな交通手段になるものと確信している」とコメントしている。