楽天と米マイクロソフトは7月21日、楽天が運営するWebメールサービス「Infoseek メール」のプラットフォームに、マイクロソフトのクラウドサービス「Windows Live」を採用し、共同ブランドでInfoseekメール会員向け専用のWindows Liveサービスを提供することに合意したと発表した。

これにより、Infoseekメールは2011年9月よりマイクロソフトWindows Liveを採用した新サービスに移行する予定。Infoseekメールのユーザーは「@infoseek.jp」のメールアドレスのまま、Windows Liveが提供するWindows Live HotmailやWindows Live Messenger、Windows Live SkyDriveといった各種サービスが利用できるようになる。

楽天会員は、楽天会員IDでログインした後、infoseek.jpをドメインとするメールアドレスを取得することでWindows Liveのサービスが利用可能になる。

リニューアルにより、Infoseekメールでは以下の機能強化が行われる。

  • メールボックスの容量の無制限化
  • 大量の写真やOffice ドキュメントを1通のメールで共有(最大10GB, SkyDrive連携)
  • Microsoft Officeドキュメントのブラウザ上での作成・編集
  • Windows Live Messengerによるビデオ通話・音声通話
  • Windows Live SkyDriveへの写真やファイルの保存(最大25GB)
  • 迷惑メール対策などの強化

現在、インフォシークでは新規メールアドレスの取得を停止しており、8月末にメールシステムのリニューアルが行われ、9月1日より新システムがリリースされる予定。

リニューアルをアナウンスするインフォシークのサイト