富士通と富士通中国システムズは、製造・流通業などのユーザーを中心に持つ文書管理システム「Documal」のSaaS型サービス「Documal SaaS」の販売を開始した。費用は月額10万円(税別)から(別途、初期費用が必要)。

このサービスは、日本語のほか、英語・中国語に標準対応していているほか、オプションでカスタマイズできる「取引先情報共有テンプレート」、「品質管理テンプレート」、「マニュアル公開テンプレート」の3種類の業務テンプレート(各税別30万円)も用意されている。同社では、国内外の拠点間・取引先でドキュメントを共有し、作業の進捗情報や最新情報をグローバルに共有できるため、拠点間の連携を強化できるとしている。

サービスイメージ

また、どの文書を誰がいつ起票し、承認したか、改版したか、などの承認履歴をすべて記録しており、旧版の参照も可能だという。また、誰がいつログインしたか、どの書類を参照したか、などの操作もログとして保管している。

費用は、初期費用(導入基本サービス)が30万円(税別)、容量30GB、100アカウントの運用基本サービスが月額10万円(税別)となっている。月額費用のオプションでは、アカウント追加100IDが8万円、ディスク追加30GBが3,000円(税別)などが用意されている。