日本サムスンは、32型のデジタルサイネージ用ディスプレイに、新たな電子看板ソフトウェアと32GBフラッシュSSDを搭載した「ハルヱとケイジ プレミアム」を8月上旬より販売開始すると発表した。価格はオープン。

「ハルヱとケイジ プレミアム」

「ハルヱとケイジ」は、同社が2008年より販売するデジタルサイネージシステム(同社では液晶ポスター制作・表示システムという)。今回の「ハルヱとケイジ プレミアム」では、製品標準添付ソフト刷新し、新電子看板ソフトMagicInfo-i Premiumオーサー(制作用)とスケジューラーを標準付属し、コンテンツ制作、管理・配信を機能を強化し、操作方法をより簡便化している。

具体的には、簡単ウィザードによるコンテンツの制作ができ、多層レイヤーのサポート、タイムライン機能、約260種類のデジタル効果機能を搭載している。また、27のテンプレート、300以上のクリップアート、サンプル動画・静止画・フラッシュ動画、効果音を標準添付しているほか、簡易なUSBメモリによるローカル配信と1,000拠点以上の多拠点ネットワーク配信の両方に対応している。

ディスプレイは、Windowsコントローラーとステレオスピーカーを一体内蔵した32型液晶ディスプレイで、設置面積54×53cmのキャリアブル・スタンドも付属する。

解像度は768×1,366ドット、輝度は450cd/平方メートル、コントラスト比は3,500:1、視野角は上下/左右ともに178度。