東京リーガルマインドとアイシェアは7月19日、通信講座による継続勉強に関する意識調査の結果を発表した。回答者は、正社員以上のビジネスパーソンである20代から30代の男女1,723名。
通信講座の経験の有無を聞いたところ、「ある」と答えた人は全体で36.7%だった。経験した年代は「学生時代」が17.2%、「社会人」が12.2%、「学生時代、社会人のいずれも」が7.3%で、男性は33.3%だったが、女性は49.3%と、男性に比べて16ポイントも高い結果となっている。
通信講座経験者のうち、講座終了まで勉強を続けられた経験が少なくとも1度は「ある」と答えた人は59.4%。「続けられた人」「続けられなかった人」のいずれも通信講座を始めたきっかけは、「興味・魅力を感じたから」、「今後に必要性を感じたから」、「進学・受験のため」が上位となった。
さらに、勉強を「続けられなかった人」に、通信講座を始める決意をしてから真剣に勉強に取り組めた期間を聞いたところ、『1ヵ月間以内』に挫折した人が合計64.2%と6割以上を占めた。その内訳は「決意のみで終わった(10.5%)」「3日間(8.9%)」「1週間(16.0%)」「1ヶ月間(28.8%)」であり、2割(19.5%)の経験者がまさに『三日坊主』に終わっている実態が浮き彫りとなった。