Microsoft Windows XP |
Windows XPのセキュリティサポートの最終期限まで残り1,000日を切ったことを「With only 1000 days left of extended support, don’t you think it’s time to retire Windows XP?」が伝えている。2014年4月8日にはすべてのセキュリティパッチや修正パッチがWindows XPに対して提供されなくなる。同記事では残りの日数が1,000日を切ったこと、すでにWindows 7という優れた代替えがあることから、早くWindows XPからWindows 7へ移行することを勧めている。
Windows XPは登場してからかなり長い間、人気の高いOSとして高いシェアを維持している。そのシェアは減少傾向にあるものの、Net Applicationsの報告によれば2011年6月におけるWindows XPのシェアは51.13%あるなど、支配的な状況にある。一方、Windows 7は強い成長傾向にあり、Windows VistaやWindows XPからの移行が進んでいることがわかる。
Windows XPは企業で広く採用されていることもあり、アップグレードが難しい側面がある。しかし、2014年4月以降もWindows XPを使い続けることは、セキュリティの面で懸念がある。こうした状況であるにもかかわらずWindows XPは半数というきわめて高いシェアを確保しており、今後の動向が注目される。