KDDIは、約2,800名の社員に対し「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」を業務用タブレットPCとして配備し、ユーザーへの商談品質向上と社内会議の効率化を図るとともに、ペーパーレス化を実現したと発表した。
XOOM配備にあたり、企業向け広域データネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch」上で展開する閉域クラウドサービス「Virtual データセンター」の仮想デスクトップ機能を使用し、モバイル経由のセキュアなシンクライアントアクセス環境を構築したという。
外出の多い営業社員においては、パンフレットや打合せ資料のペーパーレス化、スマートフォン連携による資料閲覧などにより、商談品質の向上や迅速なユーザー対応を実現するほか、社内においては会議資料のペーパーレス化によるスムーズな情報共有促進を図るという。
さらに、夏季の節電対策やBCP対策としての在宅勤務での活用も進めていくという。
なお、今回の環境構築にあたっては、インフォテリアのHandbook、レコモットのmoconavi、オプティムのSmart Mobile Safety Manager、サイバートラストのサイバートラスト デバイスID、いいじゃんネットのCACHATTOを活用している。