NECビッグローブは12日、同社の投げ銭サービス「ポチ」が、DoGAの運営する自主制作CGアニメのコンテスト「CGアニメコンテスト」と連携を開始したと発表した。
「ポチ」は、無料の秀逸なアプリや動画コンテンツなどに対して、利用者が感動や感謝の気持ちを入金で伝えることができる投げ銭サービス。今回の提携で、同社は「CGアニメコンテスト」に参加するクリエイターのPR活動支援として、入賞した映像作品に"ポチボタン"を設置できるようにすることを決めた。これによって、作品の視聴者が"ポチボタン"からの入金を通じて感動や感謝をクリエイターに伝えることが可能になるほか、クリエイターにとっても、視聴者の反応を知ることでモチベーション向上につながることが期待できるとしている。
同コンテストは、自主制作のCGアニメ作品を対象とした国内で最も伝統のあるコンテスト。CGの黎明期だった1989年から開催され、今年で23回目となる。過去には、「ロマのフ比嘉」「新海誠」「吉浦康裕」など現在国内外で活躍するクリエイターを輩出しているという。第23回の作品は7月31日まで募集中で、審査員による審査を経て10月1日に審査結果が発表されるとのこと。