NTT東日本は、NTTアイティと連携し、高齢化が進んだ地域や過疎地域で深刻化する医師偏在の課題を克服するため、自治体や医療機関向けに、テレビ電話を活用した遠隔地間での健康相談が可能なクラウド型遠隔健康相談サービス「ひかり健康相談」を、9月1日から提供開始すると発表した。

このサービスは、NTT東日本の「フレッツ 光ネクスト」、「ひかり電話」、「フレッツフォン」と、NTTアイティが提供する「健康相談」のクラウドサービスを活用し、遠隔地間における健康相談環境を実現する定額型のクラウド型遠隔相談サービス。

サービスイメージ

具体的には、血圧計や歩数計などで測定したデータを、テレビ電話端末「フレッツフォン」を介して管理側のサーバに自動で登録し、グラフ化された健康情報を基に、テレビ電話による遠隔からの健康アドバイスや特定保健指導を行う。

また、マルチテナントを実現し、複数テナントにまたがっての遠隔相談指導者(医師・保健師)のマルチ管理等が可能だという。

価格は、テナント側が初期費用42万円~/テナント、ひかり健康相談専用テレビ電話端末代が73,290円、月額利用料が62,790円~。利用者側の月額利用料が388.5円/ID~となっている。