NECは7月13日、リチウムイオン電池を搭載した家庭用蓄電システム「ESS-H-002006A」を商品化したことを発表。住宅メーカーや企業を対象として7月18日から販売を開始する。
同蓄電システムは、太陽光発電の電気や電気料金が安い夜間の電気(別途電力会社との契約が必要)を貯蔵し、貯めた電力を昼間に使うといった利用形態が想定されており、これによりピーク時間帯での電力会社からの電気使用量を抑えることが可能となり、コスト削減を実現できる。
同蓄電システムを家庭の分電盤と接続すると、電力会社の電力供給システムや家庭内の機器、太陽光発電システムなどとの連携が可能となり、双方向での自動電力制御が行える。
「ESS-H-002006A」は防塵・耐水仕様の屋外設置型で、搭載されるリチウムイオン電池の容量は6kWh、サイズは幅760mm、奥行450mm、高さ880mm、重量は約200kgとなっている。