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7月6日(米国時間)、JDK7のBuild b147を正式リリースへ向けた準備リリース(RC)に位置づけると発表された。ひとつ前のビルドから13の変更が実施されている。うち半数以上は実際のコードには影響を与えない管理用のアップデートで、残りが仮想マシンをクラッシュさせるバグやJITに関するバグの修正となっている。これでリリースに影響を与えるバグはすべて修正されたことになる。
今後、リリースを妨げるようなバグが報告されなければ、JDK7 Build b147をそのまま正式版とし、当初の予定どおり7月28日に正式版が公開されることになる見通し。このまま行けばほぼスケジュール通りにJava SE 7が登場することになりそうだ。7月7日には世界中でJava 7の登場を祝うパーティが実施されたが、これはあくまでもパーティであってJava SE 7の正式リリースが実施されたわけではない。
JDK7 Build b147は正式版に非常に近い状態にあるといえる。Java SE 7を一足先に試したければ、このバージョンを利用するとよいだろう。バイナリとしてはWindows版、Solaris版、Solaris SPARC版、Linux版が提供されている。