トレンドマイクロは7月7日、Android端末のセキュリティ対策とデバイス管理に対応した「Trend Micro Mobile Security 7.0」の販売を8月3日から開始すると発表した。
同製品は、企業で利用するスマートフォンのセキュリティ対策やデバイス管理などを行う統合管理ツール。今回発売されるバージョン7.0からは、Windows Mobile端末に加えてAndroid端末にも対応した。対応するAndroid OSは2.1以上。
トレンドマイクロによると、Android端末に感染する不正プログラムは半年で16倍に急増。管理者向けの調査でも、スマートフォンのセキュリティ課題として「盗難/紛失による情報漏えい」が60.8%で最も高く、モバイル端末からの情報漏えいを懸念する声が強いという。
こうしたニーズに対し、同製品では、「不正プログラムの検索」、「危険なWebサイトへのアクセス防止」といったセキュリティ対策機能や、「盗難/紛失時の端末データの消去」、「位置情報(GPS)による端末の検索」、「カメラやBluetoothといった機能の使用制限」などのデバイス管理機能を提供。さらに、「OSやパターンファイル情報の一元管理」、「パターンファイルの強制アップデート」、「端末ログの収集などの集中管理機能」なども用意し、スマートフォンを統合的に管理できる環境を揃えている。
製品ラインナップと価格は以下の通り。
製品名称 | 参考標準価格 |
---|---|
Trend Micro Mobile Security スタンダード | 3,110円(税別) |
Trend Micro Mobile Security アドバンス | 6,220円(税別) |