トレンドマイクロは7月6日、12歳以上の国内インターネットユーザーを対象に実施した「携帯電話・スマートフォンに関するWebアンケート調査」の結果を発表した。同調査では、スマートフォンのメリットとデメリット、セキュリティなどについて聞いている。
スマートフォンの購入検討中のユーザーが期待している点と利用中のユーザーが満足している点は、いずれも「PC用のWebサイトも閲覧できる」と回答した人が多かった(検討中は62.3%、利用中は85.4%)。スマートフォンに対して、「アプリが豊富な点」よりも「PC向けWebサイトの閲覧できる点」に魅力を感じている人が多いことがわかった。
一方、スマートフォンを利用しているうえで困った点を聞いたところ、iPhoneユーザーとAndroidユーザーのいずれも「バッテリーの持続時間が短い」という回答が最も多かった。セキュリティ上の不安を感じているという回答は、iPhoneユーザーが28.2%、Androidユーザーが45.6%と約1.6倍に上り、Androidユーザーのほうがセキュリティに不安を感じているという結果が出ている。
スマートフォンにおいて不正なWebサイトへのアクセスをブロックする製品の利用状況を聞いた質問では、すでに使用しているとしたユーザーは20.9%にとどまった。一方、「不正なWebサイトへ対策が気になるが利用していない」としたユーザーは6割を超えており、ユーザーの認知はあるものの対策製品導入には至っていない状況が浮き彫りになった。