ドリーム・アーツは7月5日、)Webデータベース製品の最新版となる「ひびきSm@rtDB ver.3.0」(以下、ひびきスマートDB ver.3.0)を発表。同日より提供を開始した。

ひびきスマートDBは組織における情報の管理や統制、ワークフローの電子化などを実現するWebデータベース型BMPプラットフォームで、高機能な全文検索機能も搭載する。

最新版では企業の組織変更に柔軟に対応する「決裁ルート自動生成機能」を搭載。GUI画面で最終決定者を指定することで承認ルートを自動生成・変更できるようになるなど、組織や権限によるアクセス制御のしくみが大幅に変更されている。同社によればこの機能は「顧客の要望を反映し、顧客とともに共同開発したもの」であり、頻繁に組織変更を行う企業のニーズにも対応するという。

同社のグループウェア製品「INSUITE」に実装された「決裁ルート自動生成機能」のデモ画面(1)

「決裁ルート自動生成機能」のデモ画面(2)

さらに、従来より提供されていた他システムとの連携を可能にする各種APIが拡張され、あらかじめ用意された25種類の"部品"に加え、業務のニーズに応じて画面上で動的に"部品"を追加できる機能が用意されている。

また、最新版ではモバイルデバイスへの対応が強化されたことも特徴の1つとされており、iPhoneやiPadに正式に対応した。なお、Android OS搭載デバイスについては今後対応予定とされている。

iPhoneやiPadにも正式対応した(写真はiPad上で操作しているところ)

ひびきスマートDB ver.3.0の価格は、1000ユーザーの契約の場合で1ユーザーあたり9,000円となる。