富士通は、高性能で高い信頼性を誇るデータベース「Symfoware Server(シンフォウェアサーバ)」の中小規模システム向け製品として「Symfoware Server Lite Edition V10」を新たにラインナップに加え、7月5日より販売を開始すると発表した。日本国内において今後2年間でSymfoware Server製品全体で8,000プロセッサライセンスの販売を計画している。
同製品はエントリーサーバ向けのデータベースでありながら、上位エディションの大規模システム向けデータベースと同様の高速なトランザクションエンジンやアプリケーションインターフェースを標準サポート。また同社のスマート・テクノロジーを採用し、専門技術者がいなくても簡単操作で導入や運用ができる信頼性の高いデータベースとなっている。
このスマート・テクノロジーは、ハードウェアやソフトウェアの状況をシステム自らが判断し最適化することで利便性や信頼性を高める技術。同製品はこのテクノロジーを採用し、チューニングパラメーターの自動最適化など簡単にデータベースの導入構築ができるスマート・セットアップ機能やトラブル発生時に異常を自動判別し、簡単な操作で安全に復旧できるスマート・リカバリー機能などを実現している。
販売価格、出荷時期は以下の通り。動作OS環境はWindows Server 2003/2008となっている。
製品名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 |
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Symfoware Server Lite Edition プロセッサライセンス V10 | 600,000円 | 2011年7月末 |
Symfoware Server Lite Edition クライアントライセンス V10 | 18,000円 | 2011年7月末 |